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治してあげます
第3章 強がりな彼女



立っているのが目立って、嫌だったのでコンビニの真向かいにある木のベンチに座って泣いていた。なぜか、止まらなくて感情に任せて泣きじゃくった。




「新菜…!新菜…さん!!」



視界がぼやけてうまく形が見えない。


低く、優しい声でなんとなく判断した。





「先生…?」



ぎゅっ




優しく包むように抱きしめてくれる。




「すみません…新菜…」



言い終わる前にキスをした。
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