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俺の愛した女
第16章 彼女との生活
「赤ちゃんかぁ…」彼女がポツリと言った。

「みなみ赤ちゃん欲しい?」
聞いてから失敗したと、激しく後悔した。

今のみなみの存在は、世間的には抹消されたも同然だ。
戸籍も住民票も、全て置いて来ている。
よって健康保険証などない。
妊娠には保険は適用されないが、身分を証明するものが何もない状態だ。

もし怪我をしても、病気になっても実費で偽名を使うことになるだろう。

そんな彼女が俺の子供を産めるわけもなかった。

彼女が持っていたピルも終わり、俺達は愛し合う時には避妊具を着用するようになっていた。

俺と一緒に暮らす代わりに、
彼女には失ったものも多く、大きかった。
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