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第8章 地下研究所その2(泥×触手×分裂×生物×塊)

ここは誰も知らない地下研究施設で頭のイカれた学者達が人体実験をする危険な場所である、ここの最高責任者である大原教授は新たな生物を生み出す実験を開始していた



今回の実験は被験者が人間の死体から始まる、死体になった人間の体は湿度80%の状態の狭い部屋に放置すると約5日間で腐食し、体が腐り始める



あらかじめこの死体には特殊な液体を注射しているため、死体の肉と骨は液状化するようになっている



死後から2週間が経過した、死体の半分はグチョグチョの半液体になっており、残りの部分はまだ肉片が残っていた




更に数日間が過ぎると人間の死体は完全にどろどろの液体に変化していた、学者達はその液体に微生物を含んだ紫色の液体をその死体の液体に混ぜる



微生物を混ぜてから二日間か経過すると液体に変化が現れる、それは液体が丸くて大きな球体の塊に変化していた



被験者の死体の実験から3ヵ月、未だに球体の塊に変化はなかった、学者達はもしかするとこれ以上の変化ないと考えていた



更に数日後が経過した頃、球体の塊に変化が現れる、それは一部だが丸い小さな塊が伸びるように出てきていた