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ガーディスト~君ヲ守ル~
第7章 闇の声
ウゥ~…
遠くからサイレンの音が聞こえてきた。
「……え……な、なんだこれは……」
カラン、と男の手からナイフが落ちた。
「お、おれがやったのか……?」
男は目の前の惨状を驚いた表情で見つめる。
そして父親のそばにいた俺と目が合った。
「…ち、違う……おれじゃないっ……」
「…」
「おれはやってない……!」
「…」
(そうだ…わかってる。この"男"はやってない…)
男は手錠をかけられ、警察に捕らえられた。
「おれはやってない…本当にやってないんだ…」
(また全く関係のない人を巻き込んでしまった…)
「かわいそうに…」
「目の前で殺されたなんてショックだろうに…」
周りではボソボソと野次馬の声がした。
そこへ救急隊員が駆けつけ、呆然と立ち尽くす俺をそっと抱きしめた。
「こんな子供の前で…。つらかっただろう、かわいそうに…」
「…」
(…つらい? かわいそう?)
俺は首を左右に振った。
「違う……
……俺が殺したんだ」
ザアアア……
雨はよりいっそう強く降り出した。

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