この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ガーディスト~君ヲ守ル~
第9章 希望と絶望
その時、つぐみの携帯が鳴った。
着信番号を見ると、日曜日に受けた車の販売店からだった。


「ちょっとすみません…」


つぐみは慌ててその場から離れる。
1人にはしておけないと、祐司も立ち上がろうとするが「俺が行く」と圭吾が立ち上がった。


食堂から離れた場所で、電話するつぐみ。
圭吾はその様子を少し離れた場所から見ていた。


「はい…ありがとうございました」


つぐみの声からは覇気が感じられない。
話は終わったようだ。


「大丈夫ですか?」


つぐみは浮かない顔をしている。


「……大丈夫です」

そう答えたが、今にも泣き出しそうな顔をしていた。


「…東さん、あなたはいろんなことを我慢しすぎだ。泣きたい時は泣けばいい」

圭吾は優しく言い放つ。


「……っ……」


その言葉に、我慢してたものが一気に溢れ出してきて、涙がこぼれ落ちた。


「すみ…ませっ……」


とっさに圭吾はつぐみの肩を抱き、周りから見えないようにする。
そして人目の付かない場所に連れて行った。


「…っく…」


声を押し殺しながら泣くつぐみ。
圭吾はそっと背中をさすってあげた。



数分後。
落ち着きを取り戻すと、つぐみは小さくため息をついた。


「少しはスッキリしたかな?」

「…はい。すみません、ご迷惑かけて…」

「迷惑じゃないですよ、あなたはもっと甘えていいんですよ」

そう言って圭吾はニッコリ笑った。


「もっと自分の気持ちを、ぶつけてもいいんですよ」

「気持ちを…?」

圭吾は頷いた。


「伝えないと、なにも始まらない」


(え…?)


「…祐司くんに好意を持ってますね?」

「!」

圭吾はクスッと笑った。


「見ていればわかりますよ、気づいてないのは本人だけです」

(バレバレだったんだ…恥ずかしい!)

つぐみは両手で顔を覆った。


/313ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ