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ガーディスト~君ヲ守ル~
第10章 覚醒
"つばき"は自分の身体の頬に、ゆっくりと手を伸ばしてみた。


(暖かい…)


大丈夫、まだ生きている…。
ホッと胸をなで下ろした。


(なんか変な感じ…
自分で自分を見ているなんて…)


自分の顔をじっくり観察してみる。


(あ、よく見たらあたしまつげ長いじゃん? 意外とかわいいかも、なんてね…)


フフッと笑って、"つばき"は祐司の様子を伺った。
祐司は穏やかな瞳で、『つばき』の身体を見つめている。


(なんか…そんなに見られると恥ずかしいかも…。ゆーじはあたしの本当の姿を見てどう思ったかな…)


「早く目を覚ましますように…」


"つばき"は願いを込めて、『つばき』の身体に囁いた。



「あ、そうだ。ちょっと買い物してくるんで、少し見ててもらえますか?」

そう言って直樹は病室から出て行った。



「どうだ? 戻れそうか?」

「…う~ん、まだ…」


自分の身体が見つかれば、すぐに戻れると思っていた。


「記憶は全て戻ってるか?」

「ううん…」


だんだん"つばき"の顔が曇っていく。


(目の前にいるのに、なんで戻れないの…?)



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