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ガーディスト~君ヲ守ル~
第12章 慈愛
「それよりも止血しないと…!」


つぐみはキョロキョロ見回しベッドの脇に置いてあった手拭いを拝借した。それを祐司の右足の太ももに巻きつけ縛りあげた。


「…ありがとうございます…」


礼を言う祐司の顔色は、どことなく青白かった。護もさっきより、ボーッとしてる感じだ。


「私、看護士さん呼んできます!」


つぐみはいてもたってもいられず、勢いよく部屋を出て行った。


「…なんだか東さん、変わったな~。積極的になったというか…」

護が口を開いた。


「…そうですね」


圭吾が微笑すると、


「あ、まさかお前また依頼人に手ェ出したんじゃねぇだろ~な?!」

「さぁ…」


圭吾はとぼけながら、窓のカーテンを開けた。


「ったく、お前は見かけによらず……ん?どうした?」


窓の外を見て険しい表情をしている圭吾に、護は気付く。


「…まずいですね、警察が来ました」

「マジか…」


きっと脅された看護士か直樹が通報したんだろう。
無理もない、霊に取り憑かれてるとはいえ、ナイフを振り回していたのだから。



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