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ガーディスト~君ヲ守ル~
第16章 《番外編》死んでもストーカーする男(後編)
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ハァ…ハァ…


「あ…ぁ…」


薄暗い部屋で、男の息遣いと女の喘ぎ声が響き渡っている。
2人の影が動くと、ギシギシとベッドが軋む。


「あっ……いぃ……もっと…!」


淫らに腰を動かす女。
それに答えるように、男は激しく腰を打ちつけた。


「あっ…綾、綾、もう出るっ…」


男はブルッと身体を震わせた。


「ああんっ…潤のが…きてるぅ…!」


ハア…ハア…


「中出しして…良かった?」

「…うん」


事が終わって、潤は枕元の電気をつけた。


「なんだ…やっぱピル飲んでたんじゃねぇか。脅かしやがって…」

「…なんの話?」

「…は? なんの話って、お前…」


そこで潤はハッとする。
目の前にいる女を直視する。


「あれ? お前…」


潤は大きく目を見開いた。


「…綾じゃねぇな?」


ガッ


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翌日。


「だから、私はやってないって言ってるじゃない!」


窓のない狭い一室で、机に肘をつき手で顔を覆いながら綾は激しく叫んだ。


「でもな、ラブホテルの監視カメラにあんたの姿がバッチリ映ってんだよ。鎌田の時も佐々木潤の時もな」


鎌田とはストーカー男のことである。
あれから潤が帰った後、綾たちは眠れない夜を過ごした。そして翌日早朝、刑事が訪れ任意同行を求められたのである。


綾は下唇を噛んだ。
身に覚えのないことを突きつけられ、悔しくてたまらなかった。


「私はボディーガードとずっと一緒だったのよ! 彼らに聞いてみてよ!!」

「ああ、今からちゃんと取り調べするから心配すんな」


そう言って、綾の目の前に座っていた刑事は席を立った。「交代だ」と言い残し部屋を出て行く。代わりに別の刑事が席に座った。
果てしなく終わりのない取り調べが続こうとしていた。



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