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ガーディスト~君ヲ守ル~
第6章 束の間の休息
「あの…昨日はありがとうございました、気を失った時運んでいただいて…」

「いえ、貧血程度で済んで良かったです」

祐司は微笑する。


「…」


つぐみは祐司を意識してしまってか、なんだかうまくしゃべれない。

胸がドキドキする。
距離が近いから、この音が祐司に聞こえてしまいそうだ。


「東さん、大丈夫ですか?」

いつもと様子が違うつぐみを、祐司は心配する。

「だ、大丈夫です!」

慌てて更に俯くつぐみ。
ふぅっと小さく息を吐いた。


「あの…私、あの後、霊媒師に除霊をしてもらったんです」

やっと本題を切り出せた。


「でも詐欺にあってしまって…」

「…」

「バカですよね…あの時、村上さんをちゃんと信じれば良かったのに…」

「そんなことないです、少しでも早く解決したいと思うのが普通ですから」

「…優しいですね」

つぐみは軽く微笑した。


「今朝起きたら机の上に手紙が置いてあったんです、つばきさんからの。私が働いている会社で働いていたんですね」

「ええ、俺も昨日薄井社長から聞きました」

「それなら…私もできる限り協力したいと思いました」


つぐみは思いきって祐司の顔を見上げる。

「彼女がちゃんと自分の体に戻れるように…私も協力します」

「東さん…」

「だからまた…お願いできますか?」


(もう少しだけ…村上さんのそばにいたいんです)

つぐみは心の中で呟いた。


「ありがとうございます、あなたの口からそう言ってくれるのを待ってました」

「え…」

「無理強いしても、余計不安にさせると思ったので…」


(そうだったんだ…)


「俺と一緒に解決していきましょう」


祐司の優しい微笑みに、つぐみは心惹かれながらも頷いた。


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