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ユキちゃんは悪魔。
第6章 魅惑の百合ブーケ
そんな桜と…別れたユキは、
粗相をしてしまったと、恥ずかしさのあまり走って逃げていた――――――…
走って、走って――――…
息の切れたユキは、やっと…足を止めた―――――…
気がつくと…自宅に戻っていたらしく
カバンに入っていた鍵で家に入り……直ぐにトイレに駆け込んだ!!
パンツは…しっとりと濡れていたが……
尿の香りがしない……
ユキは、お漏らしをしてないのかもと…トイレで一人悩む―――――…
と、カバンの中に入っていた姉と兼用に使っている携帯が鳴った――――――…
その、着信音に!
病院に行く用事を思いだし!
バタバタと下着を履き替え…
ユキは、自宅をもう一度でた――――――…
「あ…花……どうしよう…」
オシッコをかけたお姉さんには…会いに行きにくい…
と、玄関で悩んでいると…
「あれ?ユキ…病院に行ったんじゃないの?」
と、姉が帰ってきた―――…
「お腹…痛くて―――…
お姉ちゃん…替わりに行ってくれない?」
ユキは、苦し紛れに姉に頼んでみた―――――…
「あ〜〜〜〜〜別に、いいよ?可愛くしたのに…初戦敗退って……ガッカリしてたところだったんだ!」
そう言うと、姉はユキのカバンと伝票を受け取り出掛けて行った――――…