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ユキちゃんは悪魔。
第2章 窮屈からの解放
「あっ!いたいた!ユキ、こっち〜」
ユキは、姉の姿にホッとし、改札口を抜けた―――…
「さっきの満員電車!!超地獄だった〜!!
私の周り女の子ばっかりで助かったよ〜!」
ユキは、まだ胸がムズムズしたが…最後は痛かったなぁ〜っと…
姉の話をほとんど聞いていなかった…
「あ!そうそう!!さっき、痴漢捕まってた!!アイドルのTシャツ着てて!!マジキモかった!!
オタクで痴漢って―――…
おぇ〜〜っだよ〜〜〜〜!」
姉がごちゃごちゃ言っているのは聞こえだが…
駅を出たユキは…久しぶりに来た都会の風景にテンションが上がっており…
姉の言葉や存在など……
ど〜でもよかった――――…