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手探りな絶望
第10章 絶望
そのまま俺は
道路に
へたり込んだ
どのくらい
そうしてただろう
気がついたら
寺田が来ていて
俺は
寺田の車に乗せられ
寺田の家に
連れてかれた
なんにも
話す気になれなくて
寺田も
なんにも
俺に
聞かなかった
寺田の部屋につくと
途端に気持ち悪くなり
便器を抱いたまんま
何度も吐き
そして
泣いた
頭が
うまく整理できなくて
なんだか
わけわかんねーけど
めちゃくちゃ
涙が出た
涙も
吐くものも
なくなって
やっと
トイレから出ると
寺田に
頭をグーで
殴られた
「おせーよ
漏らしたらどーすんだよっ!」
って。
寺田は
相変わらず
優しい奴だと思った。
道路に
へたり込んだ
どのくらい
そうしてただろう
気がついたら
寺田が来ていて
俺は
寺田の車に乗せられ
寺田の家に
連れてかれた
なんにも
話す気になれなくて
寺田も
なんにも
俺に
聞かなかった
寺田の部屋につくと
途端に気持ち悪くなり
便器を抱いたまんま
何度も吐き
そして
泣いた
頭が
うまく整理できなくて
なんだか
わけわかんねーけど
めちゃくちゃ
涙が出た
涙も
吐くものも
なくなって
やっと
トイレから出ると
寺田に
頭をグーで
殴られた
「おせーよ
漏らしたらどーすんだよっ!」
って。
寺田は
相変わらず
優しい奴だと思った。