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手探りな絶望
第11章 千夏
誰にも
見つからないように・・
やっぱり
ヘタレな俺は
そんな事を思って
目隠ししてまで
俺は部室に入ったんだよな・・
(苦笑)
馬鹿だよな・・
でも
今でも覚えてる
一瞬しか
見なかったけど
千夏の下着は
・・白だった
中一の俺には
あまりにも
衝撃的だったんだ
「こ、これ・・」
部室のドアをしめると
俺はすぐに
手に持ってる体操服を
差しだした
部室の
隅の方から千夏が
歩いてくる音がすると
俺の手から
体操服はなくなり
小さな
とっても
小さな声が聞こえたんだ
「ありがとう」って。
その声の方に
ブラとパンツだけの
千夏がいると思うと
俺は、非常事態なのに
どきどきしてたっけな・・