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手探りな絶望
第19章 休日

甘い時が過ぎ

少し
ぐったりとしてしまった
冬実に
俺は優しく声をかけた


「・・痛かった?」


「・・ううん」


俺の腕の中で
冬実は
小さな声で返事をした


「よかった・・冬実」


「・・ん・・?」


「なんで・・・
別れるの決まってたのに
俺と寝たの?」



「・・・」



「初めてだったろ?」




冬実は
少し布団を引きよせ
顔を隠すような仕草をして

また
小さな声で
返事をした


「・・うん・・」




「なんだよ
恥ずかしいのか?」



「・・ん」



「なぁ
教えてくれよ」




「ん~・・・」




「教えて・・冬実」



なかなか
教えてくれない冬実に
俺は
ゆっくりと重なり

冬実と目を合わせた



「教えてくれないと
電気つけちゃうぞ?」




「まっ・・待って」



クスッ




「あの・・あのね」



「うん」




「・・・大好きだったから・・」






「うん・・ありがと」





そうかなって
思ってたけどさ


聞きたかったんだ


それだけ。







・・完結・・
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