この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
手探りな絶望
第1章 流星
スリッパを履いた女は
烏龍茶を
両手で包み込み
背中を丸くした


余程寒いらしい


さて…どうすっかな…




「なぁ…

タクシー代出してやるから
家に帰れよ」



頼むからさ

帰ってくれよ

これが
俺の本音



「家には…帰れないんです…」




「んじゃ
友達の家とかそんなんでも
かまわねーから」





「すみません…

あ、ありがとうございました


もう…大丈夫なので…」





行くとこがねーのか
もう大丈夫と言いながら
その女は
そこから動こうとしない


俺は
一層関わり合わない方が
いいと思いはじめた


でも実際
金も持ってなさそーで
大丈夫なわけがない


それでも
やっぱり俺に
迷惑かけてると思ったのか
その女は
もう大丈夫なのでと
何度も俺に頭を下げ

俺を帰らせようとした





てかさ




なんで
今日なんだよ



なんで
今日


こんな事が
起きるんだよ
/317ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ