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兄の狂気
第5章 愛 欲






体中俺の精液まみれで、
中から溢れるのも俺の精液で…


…まあ我慢ならないよね。


それから俺達は、瞳さんの兄貴が帰ってくる
21時過ぎまで体を重ね続けた。











「…哲平くん」


「…ん?」


「あたし、エッチで体動かなくなったの初めて」


「…ほんとですか」


「…うん」


お互いの体を抱き寄せ合いながら、
掠れた声でそう言う瞳さんの言葉に耳を傾けた。


ふと瞳さんを見下ろすと、
瞳さんは俺をじっと見つめてて。


「ふふ」


と微笑まれ、俺も笑って小さくキスを落とした。


「…また、していいですか」


囁くように言うと。


「…ダーメ」


なんて言われてショックを受ける。


「え…」


動揺した俺に瞳さんは最っ高に可愛い笑顔をくれた。


「毎日。したいなぁ」


最っ高の言葉と共に。


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