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◇afterword◇あとがき集
第9章 【新】先生、早く縛って
先生のフランス行きという設定は、旧作でも同じでしたが……先生と結衣の仲直りエッチは日本で、先生の出国前にありました。で、この後先生はフランスに行ってしまうんですよ〜というところで、お話は終わり。でもリライトするにあたって、ラストシーンの舞台をフランスにしたい……と考えました。
だけど結衣は高校2年生。好きな人を追いかけてフランスまで行くって……どうやって?
いろいろと考えて、あの、ちょっとコントみたいなサプライズ事件が生まれました。結果、あのシーンは作者のお気に入りになったし、ラストシーンも少しドラマティックにできたのかなーと思っています。
そもそもなぜ先生の修業先をフランスに選んだのか……
旧作で考えた時は、着物✖️素敵イメージな海外と言えばやっぱりファッションの街パリかなぁという考えだけでした。でもリライトでは大切なラストシーンの舞台。いろいろと新しく考え直す必要がありました。
随分前とはいえパリには行ったことがあったんですが……サプライズ事件のことを先に決めてあったので、パリは使えない。いろいろと調べていくうちに、リヨンの絹織物の歴史について知りました。西陣織のことや、日本に持ち込まれた機織り機のことなんかは後から知って、「ピッタリ過ぎるー!」と大興奮しました。
さらにリヨンについて調べていくと、すでに書いていた「王子」と「操り人形」との繋がりまで出て来て、夜中に一人でニヤニヤしてしまいました。(終盤はほぼ夜中の1時〜4時くらいにフラフラする頭で執筆していました^^;)