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第10章 あなたの言葉

　僕は舞香の全てのピンク色を順番に愛していく。

　愛せば愛すほど、その色は広がり、白い体を染め上げる。

　それは僕の色。
　舞香が僕のものになっていく。

「リュカ……もっと……もっと舐めて……いいっ！　……感じちゃう……あぁ……指で……もっと……激しく……」

　激しくしてあげる。

　指でしてあげる。

　舌でしてあげる。

　僕の全てで愛してあげる。

「何も考えたくないの……今は……今日だけは」