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- RyuKa -(心をあげる リライト)
第18章 用語説明
■大昔の映画
ここで二人が見ているのは「天空の城ラピュタ」。
おそらく何度もリメイクされているのだろうが、琉迦が好きなのは宮崎駿監督、スタジオジブリ制作の1986年オリジナル版。
100年前の作品を鑑賞する感覚がどんなものか興味を持たれた方はネットで検索して「くもとちゅうりっぷ」をご覧になれば、二人の気持ちが想像できるかもしれない。
■情報データバンク
言語チップに付随してハードディスク的な記録装置が仕込まれているのか、それともソフトウェア的な仮想のデータバンクを形成しているのか、それは不明。
何でも記録しておける便利な装置。羨ましい。
■月や火星にはまだ行ったことがない
この時代、おそらく人類は宇宙開発への情熱を失っている。
だが、一部にはやはり熱狂的に宇宙への憧れを持ち続けている人や学者は確実にいるだろう。
琉迦が宇宙に興味を持っていたかは定かではないが、彼もまた彼の信じるものを強く信じて、刹那的ではなく追求をしていた。本当に頭が下がる男だ。