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夢想姫の逃避録
第3章 大輪の花
「よーし!できたよー!」
「本当?……いい匂い…これ何の匂い?」
今まで嗅いだ事の無いいい匂いがしたから、思わずソファから身を乗り出して後ろのキッチンにいるユウガに聞いてしまった。
「これはフレンチトーストだよ!食べた事無い?」
思わず縦に首を振った。
フレンチトーストは聞いた事はあったけど、食べた事なんて無かった。
だから一度食べてみたかったんだよね!
「…運ぶの手伝うよ!」
満面の笑顔でそう言うと、ユウガは少しびっくりした顔をしていた。
あれ?なんか変な事言っちゃったかな……?
「いや俺が運ぶから大丈夫!ありがとう!」
えーサラダくらい運べるのにな……。
てか、顔赤かったけど大丈夫かな?
仕方ないからここはユウガにお任せしちゃおう。
料理を運び終えて、各々席に着く。
目の前にはこれまでの生活には見られなかった料理が並んでいた。
フレンチトーストをはじめ、コーンフレークやこんがり焼き目がついたウィンナー、色とりどりのサラダ、野菜ジュース……
理想の朝食だった。
「緋奈、目輝いてる(笑)」
「だって、こんな朝食!って感じの朝ご飯食べた事無いもん!フレンチトーストも一度食べてみたかったし、ありがとう♪」
「そう?なら良かった。食べよ?」
ニコッと微笑まれた。
昨日から何にも食べてなかったから全部がより美味しく感じた。
「本当?……いい匂い…これ何の匂い?」
今まで嗅いだ事の無いいい匂いがしたから、思わずソファから身を乗り出して後ろのキッチンにいるユウガに聞いてしまった。
「これはフレンチトーストだよ!食べた事無い?」
思わず縦に首を振った。
フレンチトーストは聞いた事はあったけど、食べた事なんて無かった。
だから一度食べてみたかったんだよね!
「…運ぶの手伝うよ!」
満面の笑顔でそう言うと、ユウガは少しびっくりした顔をしていた。
あれ?なんか変な事言っちゃったかな……?
「いや俺が運ぶから大丈夫!ありがとう!」
えーサラダくらい運べるのにな……。
てか、顔赤かったけど大丈夫かな?
仕方ないからここはユウガにお任せしちゃおう。
料理を運び終えて、各々席に着く。
目の前にはこれまでの生活には見られなかった料理が並んでいた。
フレンチトーストをはじめ、コーンフレークやこんがり焼き目がついたウィンナー、色とりどりのサラダ、野菜ジュース……
理想の朝食だった。
「緋奈、目輝いてる(笑)」
「だって、こんな朝食!って感じの朝ご飯食べた事無いもん!フレンチトーストも一度食べてみたかったし、ありがとう♪」
「そう?なら良かった。食べよ?」
ニコッと微笑まれた。
昨日から何にも食べてなかったから全部がより美味しく感じた。