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緊縛
第17章 緊縛17
 店長はぼんやりとする私を抱きしめてくれる。

「美咲を見てると、痛いことも恥ずかしいこともたくさんしてあげたくなる」

 店長はショーツを少し下げると、私の尻にくちびるをよせた。

 パーンと鋭い肉を打つ音と、激しい痛みに私は嫌でも我に返される。

 繰り返される激しい痛みに私は声を荒げた。

 私は今まで、一度も親に叩かれたことはない。

 叩かれることが、こんなに痛いとは思わなかった。

 自然と涙がでてくる。

 尻を打たれるあまりの痛みに、素手ではないと思えるほどだ。

「レイプには二種類ある。性欲を満たすだけの行為と、願望を満たす行為」

 打たれた痛みに、尻が波打っているのがわかる。

「叩かれるのは嫌! 叩かれても嬉しくもなけれも鞭や蝋燭だって欲しくもない。私は痛いことをされたいなんて考えたこともない。SMに興味がなければ、縛られて嬉しいとも感じない」

「本当のサディストは欲しくさせるものだよ」

「もうやだ。叩くならもうやめて」

「レイプは男の願望が満たされるまで終わらない。美咲はレイプが、女性を悦ばす行為だと考えているなら間違いだ。レイプで悦ぶ女は、美咲と違って、痛いことも恥ずかしいことも好きなんだよ」

「もうやだ!」

「もう自分を抑えきる自信がないよ。それに、レイプ行為が、美咲が気持ちいいだけで終わるわけがないだろう。恥ずかしいことを強要されて、好きに弄ばれる。それがレイプだ。でも本番はしない。約束だからね」

 店長はそう言うと、ゆっくり尻を撫で、また、嫌と言うほど私の尻を叩く。

「もうやめて」

 泣き叫ぶ私をさらに弄ぶように、ショーツの中に手が入ってきた。

 必死に、くちびるを噛みしめ、声を押し殺すのに、嫌でも声が押し出されていく。

 波打つばかりの身体が、憎らしい。

「女性は気持ちがいいだけでは、満足ができない。それが女性の不思議なところだよ。いくらマスターベーションを繰り返しても、男と違って、女性は突かれることに悦びを感じるものなんだ。いつまでも美咲を気持ちよくしてあげても、美咲の本当に疼くところは、違うところにあるだろう?」

 ぐっと、店長の指が意地悪なほどに、疼いて仕方がないところを刺激し続ける。

 セックスなんて、痛いだけ。

 でも、今は、気を失ってもいいから、激しく犯されたいとさえ思う。
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