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第18章 緊縛18

　終わることなく動く指先が、やっと、ゆっくりと、くすぐるような動きに変わった。

　私は息を荒げ、束の間の休息を味わう。

　ほどよく身体が波打つ指の動きに、私は目を閉じた。

「美咲の恥ずかしがるところが、また見たいな」

　私は思わず静かに首を横に振った。

「もうやめて」

「男の願望が満たされるまで終わらないと言っただろう。それともまだ、続けて欲しいのかな」

　ゆっくり動いていた指先が強く動いた。

「もう許して」

「可愛いよ。美咲。拒まれるほどに狂わせたくなる。ほら、見て。もっと、恥ずかしがることしてあげるから」

　ほどよく身体が波打つ指の動きが止まることがない。

　抵抗すれば、終わることのない絶頂が、また与えられる。

　逃げ出したいほどに苦しいのに、逆らうこともできない。

「ほら見てごらん」

　目をそむけたくなるほどに恥ずかしい。

　軽く口腔に店長は乳首を含むと、薄っすらとくちを開け、含まれた乳首が舌先で、嫌というほど絡みついてくると、揺れ動かされる。

「もうお願いやめて」

　含まれた乳首が口腔の中で、暖められ、ゆっくりと舌先で弄ばれるたびに、店長の舌先が、怖いほどに身体を疼かせてくる。

　恥ずかしがる私を楽しむように、じっくりと乳首を含まれると、身体が怖いほどの疼きに堪えられなくなってきていた。

　疼いて仕方がないところが、ほどよく刺激され続けてもいる。

　くちびるを噛みしめ、必死に堪えるばかりの疼きが、もう、理性だけでは、とても押さえつけられなくなってきていた。

　また、店長が乳首を口腔に含むと、薄っすらとくちを開け、嫌というほど、乳首を舌先で弄んでいく動きを私に見せつけてくる。

　もう私の中の理性が堪えられない。

　店長のくちびるが、また、じっくりと乳首を含みだすと、私はついに身体を仰け反らせた。

　疼いて仕方がない身体を追い詰めるように、店長は、味わうように乳首をこれ以上ないほどに弄び続け、疼いて仕方がないところを刺激してくる。

　もう気がおかしくなりそう。

　波打つばかりの身体が、さらに波打ち続ける。