パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第53章 暴かれる秘密

｢あの小娘……美名ちゃんに意地悪したでしょ？美名ちゃんだけじゃないのよ被害者は。　
　こらしめてやらないと……うふふ｣

　女王様眼鏡を光らせてほくそ笑むペコに、美名は曖昧な笑顔を向ける。

｢で、でもこんな事……｣
｢……無事に済むんですか？西野の事務所もかなりの大手ですよね……仕返しが何かあるのでは？｣
｢大丈夫よ綾波くん！何か言ってきたらすっとぼけてやるし｣
｢とぼけるのはペコチーフの得意技ですからね｣

　堺がカメラを何やら調整しながら言った。

｢とぼけるだけで済みますか？｣
｢向こうが脅してきたら私達も同じように対応するわよ？……色んなネタを持ってるからね……ほーほほほ！｣
｢……そうですか……｣

　綾波は苦笑する。