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eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり

綾波からの連絡が全くないまま日々は過ぎた。
だが、考え事をする暇が無い位にするべき仕事は山の様にある。
ライヴで新しく発表する曲を作ったり、イベントでボランティアに配布するピンクのタスキに一枚一枚サインを書き込んだり、時間の合間に髑髏川や祐樹と当日の打ち合わせを電話やメールでやり取りした。
綾波が戻ってくるのを待つのではなく、捕まえに行く、と決心していたが、だからと言ってどうやったら剛を捕まえる事が出来るのかーーと焦れていた。
そして、ふと思い付く。
(そうだ……私の方から、剛さんに呼び掛ける方法があった……)
だが、考え事をする暇が無い位にするべき仕事は山の様にある。
ライヴで新しく発表する曲を作ったり、イベントでボランティアに配布するピンクのタスキに一枚一枚サインを書き込んだり、時間の合間に髑髏川や祐樹と当日の打ち合わせを電話やメールでやり取りした。
綾波が戻ってくるのを待つのではなく、捕まえに行く、と決心していたが、だからと言ってどうやったら剛を捕まえる事が出来るのかーーと焦れていた。
そして、ふと思い付く。
(そうだ……私の方から、剛さんに呼び掛ける方法があった……)

