この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第66章 eyes to me~私を見て

**







「見えた!日比谷野音!」



 目の前の信号を渡れば会場なのだが、なかなか青に変わらない。 

 綾波は後部席を開け、降りてしまった。



「走った方が早い……!先に行く」



 綾波は、中央分離帯の植え込みをヒラリと飛び越え、車を鮮やかにかわして走って行く。



「綾波――!頼んだぞ」

「気を付けて!」

「綾波くん――っ」



 智也達の声を背中で聞きながら疾走する。

 会場に近付くにつれ、胸の中が騒がしく鳴り始めた。

 付近に歩いて居る人々の姿がない。という事は、ライヴはまだ終わってないのかも知れない。

 ゲートが見えた。

 人々が拍手をして、歓声をあげている。

 ステージに大勢の人間が上がっているが、美名は居るのだろうか?

 速度を緩める事なく走り、会場のゲートをくぐった。



/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ