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eyes to me~ 私を見て
第3章 奪われた歌姫
「……何で……こんな……っ」
――息が乱れ、感情はぐちゃぐちゃ。身体も掻き回されてグチャグチャだ。
この人は、何故私を連れ去ったの?
あれだけ沢山人がいる中、何故私だけを私を――
綾波はベルトを外し、ファスナーを下ろし、ズボンとトランクスを一気に脱ぐ。
大きく反り返った猛りが、自分を求めて居るのだと思うと、蕾の中からジワリと蜜が溢れ出る。
綾波はゆっくりとベッドへ上がり、美名の腰を掴む。
「……お前の声だ」
「え……」
「お前の歌声が聴こえて来て……何処にお前が居るのか探した」
綾波の指が彼女の長い髪を大事そうに弄ぶ。
「お前の澄んだ通る声は、耳に残る――
何処にでもいそうで、何処にも居ない歌姫だ」
髪を一筋掬い取ると、綾波は唇を押し当てた。
彼女はその仕草に胸を甘くときめかせる。
まるで、愛の告白をされているような気持ちだったが、綾波の真意が分からない。
――息が乱れ、感情はぐちゃぐちゃ。身体も掻き回されてグチャグチャだ。
この人は、何故私を連れ去ったの?
あれだけ沢山人がいる中、何故私だけを私を――
綾波はベルトを外し、ファスナーを下ろし、ズボンとトランクスを一気に脱ぐ。
大きく反り返った猛りが、自分を求めて居るのだと思うと、蕾の中からジワリと蜜が溢れ出る。
綾波はゆっくりとベッドへ上がり、美名の腰を掴む。
「……お前の声だ」
「え……」
「お前の歌声が聴こえて来て……何処にお前が居るのか探した」
綾波の指が彼女の長い髪を大事そうに弄ぶ。
「お前の澄んだ通る声は、耳に残る――
何処にでもいそうで、何処にも居ない歌姫だ」
髪を一筋掬い取ると、綾波は唇を押し当てた。
彼女はその仕草に胸を甘くときめかせる。
まるで、愛の告白をされているような気持ちだったが、綾波の真意が分からない。