この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第3章 奪われた歌姫

 綾波は唇を離すと、真っ直ぐな髪を揺らしながら益々激しく打ち付ける。

「くっ……堪らん……っ」
「ああっ……だ、ダメっもうダメっ」
「まだだ……もっとだ」

 綾波は美名の右脚をぐっと倒して、更に深く突き刺した。
 最奥まで猛りが当り、正気に戻れないほどの快感に狂う。

「……歯を食いしばれ……もっと激しくしてやる」
「あ、あああああ――っ」

 大きな動きで猛りを激しく出し入れされて、狂った叫びを上げて綾波の背中に爪を立てた。

「もう、もう本当に……ああっ……ダメっ――」

 美名が叫ぶと同時に、綾波は彼女の肩に顔を埋め、溜め息と同時に爆ぜた。
 甘い快感の余韻に刹那酔っていると、やっと聞き取れる程の微かな囁きが、美名の耳元で聞こえた。


「……ほなみ……」


 ――私では無い名前……

 熱をもて余す身体とは裏腹に、美名の心は急速に冷えて行った。




/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ