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eyes to me~ 私を見て
第4章 恋に堕ちた歌姫
シャツを引き裂かれてしまった美名はシャワーの後、バスルームに置いてあったネグリジェを着るしかなかった。
しかし、そのネグリジェは薄い生地で、大きく胸元が開いている上に、丈が異様に短い。
鏡に映る自分の姿を見て、こんな格好で出ていってよいものか暫し悩んだ。
――裸のままよりはマシだよね……
でも恥ずかしいので、大きなバスタオルで身体を隠して寝室へ戻った。
「お先にお風呂いただきました……綾波さん?」
ベッドで綾波は寝息を立てていた。
(――何だ……)
ホッとしたのが半分、拍子抜け半分で美名は身体に巻いたタオルを放ると綾波の隣にそっと滑り込む。
無邪気な寝顔が、心を甘く苦しめる。
初めて会った男に身体を許すなど初めてだった。
そして、一日でこんなに夢中にさせられたのも……
しかし、そのネグリジェは薄い生地で、大きく胸元が開いている上に、丈が異様に短い。
鏡に映る自分の姿を見て、こんな格好で出ていってよいものか暫し悩んだ。
――裸のままよりはマシだよね……
でも恥ずかしいので、大きなバスタオルで身体を隠して寝室へ戻った。
「お先にお風呂いただきました……綾波さん?」
ベッドで綾波は寝息を立てていた。
(――何だ……)
ホッとしたのが半分、拍子抜け半分で美名は身体に巻いたタオルを放ると綾波の隣にそっと滑り込む。
無邪気な寝顔が、心を甘く苦しめる。
初めて会った男に身体を許すなど初めてだった。
そして、一日でこんなに夢中にさせられたのも……