この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第25章 square&triangle
 桃子と由清は、別荘の二階のミシン部屋で翌日の衣装作りに余念がない。
 意気込みは明らかに桃子の方が数段上だが。
 白い着物に合わせる長襦袢を縫い上げて、桃子は達成感で万歳した。

「やった――!」
「……お疲れ様」

 由清は眠そうに返事をしたが、桃子にハイタッチを強要されて、仕方なく両手を上げる。
 ビターンと掌が合わさり、ビリビリ痛い位で由清は顔をしかめた。
 だが桃子は手を離さずに、そのまま指を絡めて来て……
 いわゆる"恋人繋ぎ"だ。
 じっと瓶底眼鏡で見つめて来て、由清はぎょっとした。
 由清は、ホストクラブの経験から女性の扱いは苦手ではなかったが、桃子の様なタイプは行動が読めない。
 桃子の唇が何かを言いたそうにしている。
 一体どう出てくるのか。
 由清は身構えた。
/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ