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eyes to me~ 私を見て
第25章 square&triangle
「アンソニー?」
由清は、我にかえってティッシュを差し出す。
手が触れあって心臓がウサギの様に跳ねた。
レンズを拭くと、桃子はまたいつもの瓶底眼鏡女になる。
だが、由清の目にはもう『可愛くてたまらない』
フィルターが装着された為、もはや眩しくて正面から見れない。
「あ――そうだ。せっかくメールするから写メにしよう!」
桃子ははしゃぐ。
(そんなに、そいつにメールするのが楽しいのか……)
由清は凹みながらも、楽しそうにする桃子に何も言えずに居た。
「写メも送るの初めてなんだ」
「そうなの?」
「アンソニー教えて?」
由清はスマホの画面を見て桃子に教える。
「ここを、こうしてこれを押せば撮れるよ」
「あ――成る程!
そうだ!流行りの自撮りしようかな!」
「ああ、確かに一部では流行りだね……」
由清は、我にかえってティッシュを差し出す。
手が触れあって心臓がウサギの様に跳ねた。
レンズを拭くと、桃子はまたいつもの瓶底眼鏡女になる。
だが、由清の目にはもう『可愛くてたまらない』
フィルターが装着された為、もはや眩しくて正面から見れない。
「あ――そうだ。せっかくメールするから写メにしよう!」
桃子ははしゃぐ。
(そんなに、そいつにメールするのが楽しいのか……)
由清は凹みながらも、楽しそうにする桃子に何も言えずに居た。
「写メも送るの初めてなんだ」
「そうなの?」
「アンソニー教えて?」
由清はスマホの画面を見て桃子に教える。
「ここを、こうしてこれを押せば撮れるよ」
「あ――成る程!
そうだ!流行りの自撮りしようかな!」
「ああ、確かに一部では流行りだね……」