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eyes to me~ 私を見て
第28章 獣の求愛
(さっきまで……優しかったのに……何故……?)
綾波が目を見ていない事に気付くと、美名は心が急激に乾いて行くのを感じた。
「奴にも……こんな風にされたのか!」
「あんっ……違う……違う!」
「嫌と言いながら……思うようにさせたのか……!」
「剛さんっ……もう……止めて!」
「うっ……」
美名の中で、突然綾波が弾け達した。
熱い物が吐き出されて太股を伝っていく。
同時に、美名の頬を涙が濡らした。
「!美名……」
その涙を見て、綾波の目にいつもの光が戻った。
「ひっ……」
美名は顔を両手で隠してしゃくり上げた。
(好きな人に抱かれたのに……こんなに虚しくて心が痛むなんて……)
何故こんな事になってしまうのだろう。
信じられない気持ちで、美名は泣いた。
綾波が目を見ていない事に気付くと、美名は心が急激に乾いて行くのを感じた。
「奴にも……こんな風にされたのか!」
「あんっ……違う……違う!」
「嫌と言いながら……思うようにさせたのか……!」
「剛さんっ……もう……止めて!」
「うっ……」
美名の中で、突然綾波が弾け達した。
熱い物が吐き出されて太股を伝っていく。
同時に、美名の頬を涙が濡らした。
「!美名……」
その涙を見て、綾波の目にいつもの光が戻った。
「ひっ……」
美名は顔を両手で隠してしゃくり上げた。
(好きな人に抱かれたのに……こんなに虚しくて心が痛むなんて……)
何故こんな事になってしまうのだろう。
信じられない気持ちで、美名は泣いた。