この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
深海のパンツァー
第12章 10-相見えるリヴァイアサンとジャスティス改
***ジャスティス改***
中継用の小型ボートから血相を変えて有翼種たちがジャスティス甲板へ降り立つ。
ベクトルはまだ艦に到着していない。
「「深海のパンツァー発見!!」」
敵の出現報告を受けた紫苑は指示を出す。
「状況“赤”発令!
主砲ランス、メテオ発射管起動、グングニル装填! 目標―-」
戦術要員が真剣な表情で、次々にシステムを立ち上げていく。
見えない敵に挑む緊張がクルーの顔を硬く強張らせる。
「敵目標―-ロージア戦闘艦―-深海のパンツァー!」
甲板に集まった飛翔できる妖魔は全て飛びだった。
その数は500体を越える。
「敵はこの海域に必ずいるのだ!」
海の異変は全て有翼種の送る信号と伝令でジャスティス改に伝わる。
飛ぶ妖魔たちがざわめいた。
目を凝らすと水面に動く影を発見する。
海の中を走る何かの上に沿って妖魔が飛ぶ。
それはトライデント。
ジャスティスを狙うべくリヴァイアサンが発射したのだ。
中継用の小型ボートから血相を変えて有翼種たちがジャスティス甲板へ降り立つ。
ベクトルはまだ艦に到着していない。
「「深海のパンツァー発見!!」」
敵の出現報告を受けた紫苑は指示を出す。
「状況“赤”発令!
主砲ランス、メテオ発射管起動、グングニル装填! 目標―-」
戦術要員が真剣な表情で、次々にシステムを立ち上げていく。
見えない敵に挑む緊張がクルーの顔を硬く強張らせる。
「敵目標―-ロージア戦闘艦―-深海のパンツァー!」
甲板に集まった飛翔できる妖魔は全て飛びだった。
その数は500体を越える。
「敵はこの海域に必ずいるのだ!」
海の異変は全て有翼種の送る信号と伝令でジャスティス改に伝わる。
飛ぶ妖魔たちがざわめいた。
目を凝らすと水面に動く影を発見する。
海の中を走る何かの上に沿って妖魔が飛ぶ。
それはトライデント。
ジャスティスを狙うべくリヴァイアサンが発射したのだ。