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若頭…少女に恋をする。
第7章 新たな生活。右京side
早く会いたい。
こんな気持ちになるのはきっと…
相手が心和だからだろうか。
心和と出会い自分にも人間らしい心があったんだと初めて気づかされた。
何度も言うようだが…金と地位に目が眩み近寄ってくる女はごまんと居て、女には何不自由なかった。
飽きては捨て…飽きては捨ての繰り返し、本当の恋愛をしてこなかった俺は…心和のことになると手探りになってしまう。
傷つけたくないし泣かせたくない…早く心和にも愛されて相思相愛になりたい…。
最初は自分の気持ちをぶつけて、歯止めが効なくて、泣かせてしまったこともあった。
だか、忙しさがあってか…少し心和への気持ちも落ち着き、冷製さを取り戻した俺は…少しの余裕が出来ていた。