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第13章 デート 右京タジタジ。

髪を乾かしリビングへと向かうと既に右京さんは準備が出来ていてソファーに座りタバコを噴かしていた。




目にする右京さんは私が初めて見る姿。普段は仕事の服で黒いスーツに身を包んでいるが…今日は仕事がお休みだからラフな格好をしている。




「おぅ…髪乾かし終わったか？」


私に気づいた右京さんがこちらに振り返りながら声をかける。




「っ………はっはい……髪乾かし終わって今から着替えてきます。」


慌てて部屋に行きクローゼットのドアを開けた。



「あの…姿は反則だ……っ」


普段の右京さんとラフの右京さんの姿は凄いギャップがあって…今日の右京さんは凄くカッコ良く見えた。