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若頭…少女に恋をする。
第5章 試着室
「心和…さっきのは本当にやり過ぎた…悪かった。」
ちゃんとした態度で示せば、心和もちゃんと示してくれる。
「もう…いいです…過ぎてしまったことは…ただ…もう今日みたいなことはしないでくださいね。」
「あぁ、悪かったな、もうあんな真似はしねぇって約束する。」
「もし…約束破ったら?」
「はっ…?」
「約束破ったら針千本飲んでくれますよね?」
「やっ約束破った場合な…のっ飲んでやるよ!!」
「……、冗談です。」
「冗談かよ……」
一瞬心和の口元を上げた気がした。
その一瞬が…俺には笑って見えた。