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第6章 新たな生活。心和side

そしてこの日も私は学校が終わると、校門を少し離れて止めてあった迎えの車に乗り込んだ。




「お帰りなさい、心和さん」


そう挨拶してくれたのは千原さんだ。



「ただいまです。」



「今日の学校はどうでしたか？何ら変わりありませんでしたか？」



「何時も通りですよ。」



「そうですか…あっ…今日はもう組長がマンションの方で心和さんの帰りをお待ちしております」



「…今日は早いんですね」


「えぇ…ここ何日か目まぐるしいく働いていたので、一段落着いたので今日の午後からと明日の１日オフにしたんです。」



「そう…なんですか……。」



「ここ数日激務でしたので、心和さんの力で癒してあげてくださいね？」



バックミラー越しで千原さんと目が合いニッコリと笑顔でお願いされてしまった。