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曖昧☆Bboys
第8章 秘密のKiss
きっと霧人にとってはこんな事日常茶飯事なんだ。


私だけじゃない...


次に現れた感情は私を悲しくさせた。


「はい、ギムレット」


そんな心の乱れを分かっているのか、霧人は優しく微笑んでそっとグラスを差し出した。


そして小さく口を動かし「ごめんね」と無声で告げた。


ドクンと大きく胸が鳴る。


間違いなくこの瞬間は霧人が好きだと認めるしかない。


霧人の作ったギムレットは以前より甘く感じた。


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