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曖昧☆Bboys
第8章 秘密のKiss
「物足りないよ...」
霧人はそう囁いた。
「ダメよ...私帰らなくちゃ」
「今度ゆっくり外で会おう」
「・・・・・」
私はそれには応える事ができなかった。
「もう、行くわ」
「ああ、今度こそ連絡するから」
私は微笑み返すだけ。
「じゃあ...」
と言うと、一度離れた身体をまたもや引き寄せキスをされた。
短いキスなのに軽く舌が触れる。
「じゃあ、またね。今日はありがとう。会えて嬉しかった」
優しく微笑む霧人はやっと私を離してくれた。