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曖昧☆Bboys
第10章 崩れたルージュ
ラブホか...だから天井が鏡なんだ。


まだ思考回路が正常じゃない私はラブホの鏡天井の自分を見つめていた。


真っ白い顔で髪は伸ばしっぱなしのストレート。


思ったより自分が痩せている事が少しショックだ。


そんな私を霧人は私の頭をそっと撫でてくれている。


「ごめんね、迷惑かけちゃって」


「いいよ、気にすんな」


低音の心地よい優しい言葉に癒される。

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