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曖昧☆Bboys
第10章 崩れたルージュ
私は抵抗できずその優しいキスに甘えてしまった。


ホテルの密室は無音で、私と霧人のリップ音だけが耳に響く。


霧人はキス以上の事はしてこない。


甘いキスだけが私に降り注がれた。


ピンポーン


ドアの向こうからコールが掛かる。


お互い顔わ見合わせ、クスリと笑う。


霧人は身体を起こしそのままピザを取りに行こうとした。
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