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第11章 朝方の情事

「やっ、恥ずかしいよ」


Ｍ字に開かされた足を閉じようとするが足首を持たれていて膝小僧だけがぶつかった。


「舐められるの嫌い？」


「嫌いじゃないけど...」


と答えた瞬間、膝小僧は離され、霧人は膝まづき、私の秘部に顔を埋めた。


「ああっ...」


霧人の舌は二枚の襞を割り蜜壷の蜜を掬うように舐める。


鏡に凭れるとヒヤリと冷たく肩がするのに集中しているのは舐められている部分で熱いものが流れ出す。


そのせいでピチャピチャと霧人の舌は音を立てた。