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曖昧☆Bboys
第16章 気分を変えよう
「もしお時間あるなら少し切りましょうか?」


「えっ、でも予約してないし・・・」


「せっかくこんなに艶のある髪質なのにもったいない。予約なんていいですから、少し切らせて下さい」


「ええっ、いいんですか?」


「はい、どうぞ」


とニコリとされる。


実はずっと美容院に行きたかった。


今の自分を変えたいのもある。


内心ラッキーと思い、


「じゃあ、お願いします」


と言葉に甘えた。


彼の後に続いて美容室に入った。

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