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曖昧☆Bboys
第16章 気分を変えよう

「さて~どのくらい切りますか」
髪を掬いながら鏡越しに話しかけてくる。
細く長い指にゾクゾクとしてしまった。
「色々スッキリしたいので、バッサリやっちゃってください」
「ええっ?バッサリ??
いやいや、美咲さんの髪は短くするとペタっとしやすそうだから、肩ぐらいの軽めなセミロング位の方がお似合いだよ。
顎のラインも綺麗だしね」
なにげに褒められてちょっと嬉しい。
「じゃあ、紅林さんにお任せします」
「了解です」
ニコッとするのは営業スマイルと分かっているが、美形のイケメン美容師にされるとやっぱり嬉しいものだ。
こうして、霧人に会うまでの間、美容院でイメチェンをすることになり、ほんの少し気分が上向きになった。
髪を掬いながら鏡越しに話しかけてくる。
細く長い指にゾクゾクとしてしまった。
「色々スッキリしたいので、バッサリやっちゃってください」
「ええっ?バッサリ??
いやいや、美咲さんの髪は短くするとペタっとしやすそうだから、肩ぐらいの軽めなセミロング位の方がお似合いだよ。
顎のラインも綺麗だしね」
なにげに褒められてちょっと嬉しい。
「じゃあ、紅林さんにお任せします」
「了解です」
ニコッとするのは営業スマイルと分かっているが、美形のイケメン美容師にされるとやっぱり嬉しいものだ。
こうして、霧人に会うまでの間、美容院でイメチェンをすることになり、ほんの少し気分が上向きになった。

