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曖昧☆Bboys
第22章 霧人とのクリスマス
翌日、彰吾はグッスリ寝ていたから顔を合わせないまま仕事に行き、何事もなく仕事を終え社を出た。


夕べの事があるからなんとなく帰りの道の足取りは重かった。


ふと、顔を上げると赤いアウディがハザードを付けて5メートル先に停まっている。


あれ?霧人??


まさかと思いつつその車に近づいてみる。


車の窓を覗こうと少し屈むと窓が開いた。


「美咲!」


「あ、やっぱり霧人!偶然だね!」


「はは、とにかく乗りな」


「えっ、ああ、うん」


私は車の助手席に乗り込んだ。

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