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曖昧☆Bboys
第25章 ビターな二人
気乗りしないまま、建物の中に入り、トボトボと霧人の後に続いてエレベーターに乗る。


霧人の横顔を見ても笑顔はなく、上の数字を眺めている。


どうしたんだろ?


いつもの霧人と違う。


複雑な心境のまま、部屋に入った。


「さて、チョコレート貰おうかな」


ソファーにドカッと座って霧人はは私に言った。


「ああ、うん」


バックからチョコレートの箱を出して霧人に差し出した。


すると差し出した手首を引っ張られ、私を抱き締めいきなりキスしてきた。


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