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曖昧☆Bboys
第1章 Two years ago.

飯ってなんだろうと思ったら、ラーメン屋だった。


勢い良く食べる仕草もがっついた犬のように早い。


私も彼に合わせて慌てて、ラーメンを食べる。


「ぐはっ!」


「ちょっと、お姉さんがっつき過ぎ!大丈夫??」


「ゴホゴホッ、う、うん」


差し出された水を一気に飲んで、咽たものを押し流した。


「待ってるから、ゆっくり食べな」


レトリバー君の目が優しく細くなる。


「うん、ありがと...」


良く分からないけどこの状態にきゅんと胸が小さく鳴った。



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