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曖昧☆Bboys
第37章 嬉しい報告
シルバーのケープを付けた鏡の中の私は顔がほころんでニヤニヤが止まらない。
「美咲さん、なんかいい顔してるね〜、それに美咲さんから予約してくれるなんて珍しい。なんかイイコトあった?」
髪をカットしながら鏡越しに話しかけているのは、もちろん紅林さんだ。
「ハイッ!」
よくぞ聞いてくれましたとばかり私は話し出す。
「実はやっと気持ちがハッキリしたんです」
「それは良かった!」
一瞬紅林さんの手が止まり、満面の笑みを見せてくれた。