この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
曖昧☆Bboys
第39章 霧人とのサヨナラ
「わかった...でも俺の気持ちは変わんないから...だから...だから美咲の気持ちが変わったら言ってくれ」
抱き締めていた腕は私からとうとう離れた。
名残惜しくて思わず掴みたくなる衝動を抑える。
ズキンと胸が大きく痛んで、どうしようもなく寂しく感じた。
その気持ちをグッと堪えて立ち尽くす。
「なんかあったらいつでも連絡して」
頭をポンポンとされたが涙で顔を上げることができなかった。
「仕事戻るね」
「.....ありがと...ごめんね」
鼻を啜りながら顔を上げた。
霧人は悲しく微笑んで店の中へと入って行った。
霧人の背中...
哀しくて…
またそれを見てその場で一人しゃがんで暫く泣いた。
抱き締めていた腕は私からとうとう離れた。
名残惜しくて思わず掴みたくなる衝動を抑える。
ズキンと胸が大きく痛んで、どうしようもなく寂しく感じた。
その気持ちをグッと堪えて立ち尽くす。
「なんかあったらいつでも連絡して」
頭をポンポンとされたが涙で顔を上げることができなかった。
「仕事戻るね」
「.....ありがと...ごめんね」
鼻を啜りながら顔を上げた。
霧人は悲しく微笑んで店の中へと入って行った。
霧人の背中...
哀しくて…
またそれを見てその場で一人しゃがんで暫く泣いた。