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曖昧☆Bboys
第39章 霧人とのサヨナラ
「わかった...でも俺の気持ちは変わんないから...だから...だから美咲の気持ちが変わったら言ってくれ」


抱き締めていた腕は私からとうとう離れた。


名残惜しくて思わず掴みたくなる衝動を抑える。


ズキンと胸が大きく痛んで、どうしようもなく寂しく感じた。


その気持ちをグッと堪えて立ち尽くす。


「なんかあったらいつでも連絡して」


頭をポンポンとされたが涙で顔を上げることができなかった。


「仕事戻るね」


「.....ありがと...ごめんね」


鼻を啜りながら顔を上げた。


霧人は悲しく微笑んで店の中へと入って行った。


霧人の背中...


哀しくて…


またそれを見てその場で一人しゃがんで暫く泣いた。








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