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曖昧☆Bboys
第44章 バイバイ彰吾
「仕事遅れちゃうよ」


「そうだね、頑張って…気をつけて…行ってらっしゃい」


「美咲ちゃんも頑張って」


「うん…頑張る」


「…美咲ちゃん、さようなら」


彰吾は別れの言葉を口にし笑顔を見せた。


私は泣きそうな気持ちを堪え頑張って笑った。


笑って見送ろう。


「バイバイ、彰吾!」


私は彰吾の姿が見えなくなるまで笑顔を崩さず手を振って見送った。







バイバイ、私のワンコ。


持っていたリードを放した気分だった。


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