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第48章 ギャップ

…彰吾side…

日本では考えられない程の広さのワンルーム。


白く長い手足を巨大なベッドに伸ばし、素顔の玲奈はやはりまだ幼さを残した寝顔だった。


こっちへきて初めての事だ。


苦手な酒を付き合いで飲まされ、若干理性がなかったんだと思う。


魔が差したと言ったら玲奈に失礼だが、こういう関係にはなりたくなかったのに、なってしまった事に自己嫌悪だ。


キッチンでインスタントコーヒーを飲みながら、俺のベッドで眠っている玲奈をなんとなく眺めていた。